« 敬老の日 | トップページ | 葛城古道 彼岸花 »

2012年9月24日 (月)

小さい石・・竹中 郁

古いアルバムの写真をスキャナーしようとしてアルバムを見た。

45年前に黒四ダムを見学した時の関電トロリーバス乗車券の使用済み切符の残りを保管しておりアルバムから剥がした。

今まで見ていなかった裏面の詩に感動した。

 「小さい石」・・作者 竹中 郁

  ☆竹中 郁・・・ネットで検索したら
    兵庫県神戸生まれの著名な詩人 1904年生ー1982年没)

          (切符裏面)

3img_ai72

   (詩を次に記載しました)

 小さい石   竹中 郁(いく)

ひょっとしたら
ダムの底に一万年も眠る筈だった石
ダムの底で呼吸をころして坐る筈だった石

いま ここにある
いま 私の机の上にある
親指の爪ほどな白い小石
黒部第四発電所アーチダムの上流で
かぶさるような立山をふり仰いで
「もらっていくよ」と私は合図した

その時の その挨拶を
まだ黒部川の水はおぼえているだろうか
まだ立山の万年雪はおぼえているだろうか
その ひとことを

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     (切符表面)

3img_ai71

昭和42年7月 白馬岳~唐松岳を縦走して白馬村に下りてから大阪行き夜行汽車に乗るまで時間があったので、大町に行き扇沢から関電トロリーバスに乗り黒四ダムに行った。この時は黒四ダムから室堂のアルペンルートは開通しておらず、長野県側は扇沢から黒四ダムと富山県側は美女平から室堂までのバス便だけであった。

45img_ds04

   ( 昭和42年7月 黒四ダムを見学した筆者)

今も切符にはこの詩は記載されているのでしょうか?

多分記載は無いでしょうね。

//////////////////////////////////////////////

|
|

« 敬老の日 | トップページ | 葛城古道 彼岸花 »